2012年5月28日月曜日

文献抄読②


Automated External Defibrillators and Survival After In-Hospital Cardiac Arrest
Chan PS et.al. JAMA 2010;304:2129-36

今回はAEDについてです。
私はいかに無知なのかということがわかった。
電気的除細動器っていう強い電気を与えるのは医師にはできるが他者はできないです。
AEDとごっちゃに考えてた。。

考えてみればそうか。。

目的は,屋外で,AEDを使用することでその後の生存率を改善すると言われている。しかし,病院内でAEDを使用することが心停止を改善するとはわかっていない。そこでデータを利用し,病院内で心停止の患者さんに対して,AEDの使用した際に使用の有無と生存退院率の関係を調査することを目的としている。

こっからぼろぼろ。。


考察としては,
 AEDが心停止において生存との関係は低かった。
 我々は入院中にに起こる心停止に関してはAEDをすることを進めない
 今までの論文では、AEDを使用することで有意な結果になっていたがサンプル数が少なかったが今回我々の大規模な評価によって直接AEDの使用によってその後の生存率に関係はしていなかったが,患者さんにモニターをしている病棟かどうかではAEDの使用により生存率は高くなる傾向を示した。AEDを使用することで除細動の時間を短くすることと関係しているわけではないかもしれない。
この結果からAEDをはじめの治療として用いることは今までの除細動器と比べると適切ではないことも示しているかもしれない。
限界として6つ考えれらる。一つ目は元のデータというのは,生存かどうかはわかるが,住居などの環境要因までは把握できないこと。2つ目として,データはAEDが患者さんのベッドサイドにつくまでの時間を正確にはとらえていないということ。3つ目として,AEDを患者さんに使用するまでの流れが病院によって違う可能性があるということ。4つ目はAEDがマニュアルモードで使われており,ショックの状態をうまく把握できなかった可能性があること。5つ目はAEDを使う技量が病棟によって違う可能性があること。そして最後に今回は250床以上の病院を対象にしているので,対象外の病院で行った場合に結果が変わる可能性もあるということ。

要約500                                        
AEDは病院外で起こった心停止に対して良い結果をもたらす。
・しかし入院中の患者のデータで有効性は限界がある。
・コホート研究である。
2001年~2008年に入院した


1時間57分でここまで。。。



反省点
1 pico pecoを早く把握すること。
2 目的、背景に関しては早く。
3 統計分析の手法はみなくてよい!
4 結果を素早くみて表と照らし合わせる
5 考察の書き方をまなぶ。。。⇔これが方法がちょっと。。


あんなに文献読む練習したのに、全然身になってないかと思うとなえるな。まぁ日々努力します。

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