不器用に立っている。小銭入れが重たく、手前の方にななめに傾いている。「疲れたな」
と今にも悲鳴を上げているよう。カード入れとしていくらかある備え付けのポケットに各2~3枚のカードが入っており、「矢印の方にお入れください」、○○信用金庫と書かれている部分だけ顔が出ているものやカードを使いこみすぎて何のカードかわからないものもある。カードは全部で何枚あるかわからない。傾いているせいで一枚しかないお札の数字の上1/10ぐらいがでている。
真っ黒で二つ折りの彼は父親からのおさがり。「わかな」シールがボロボロになりながらも内側にへばりついている。何年使っているのだろう。真っ黒の財布はところどころ薄くはげてきていて悲鳴を上げているように感じる。
⇔
関係の探究
価値の計算
叙述の順序
メモはまとめではない
既成概念や常識で置き換えないように
自分で過小評価しないこと
断片を捨ててしまわないこと
叙述の順序・段落・章立てを考える
0 件のコメント:
コメントを投稿