2012年5月31日木曜日

文献抄読 6 化学療法の副作用について


時間かかったけど、だいぶまとめられるようになってきた気がする。
がんばろう。。。

Radiotherapy plus cetuximab for locoregionally advanced head and neck ccancer:5year survival data from a phase3 randomised trail,and relation between cetuximab-induced rash and survival
junuary 2010 lancet oncologyより



<目的>
設問①本研究の目的を200字以内
 頭頸部癌の方々にcetuximabと放射線療法の併用療法をすると3年生存率は良いという報告は知られている。今回の研究では,頭頸部癌の局所領域のコントロールが良いかということに明らかにするために,放射線療法を67週間施行した群と放射線療法とcetuximabの併用療法の関連を5年生存率のデータを使用して調査することを目的とした。またcetuximabによって引き起こされる発疹についても5年生存率のデータを用いで関連性を調べた。191字)

⇔①PICOをアブストラクトより抽出(図で確認しながら)
 ②背景と方法についてパラグラフリーディングにてピックアップ(PICOを修飾)
 200字以内
(下書き)
過去の研究から~ということがわかった。そこで今回の研究は。。。
・無作為ランダム化試験phase3KPSTステージ、Nステージ、放射線の量別)
・マスクなし
FDAとの議論
・データはロックされている
・治療が終わって6か月ごとにフォローした。
P:頭頸部癌の方
I:放射線療法を6~7週間頭頸部を施行
C:放射線療法と併用療法(cetuximab)初めは400㎎でその後7週間は250㎎の量で施行した群
O:主要アウトカムは局所領域のコントロール(身体試験と画像については,2年間で4か月ごとに記録)
  副次アウトカムは生存率


設問②本研究を企図するに至った背景は何か?400字以内で
頭頸部癌に対して,身体構造を維持しながら効果的な治療することは非常に挑戦的なことである。現在の標準的な治療というのは,初期腫瘍ならば外科的治療後の放射線療法が主流となっている。それに加えて副作用は強いが化学療法も選択肢として入っている。
化学療法として使われる,cetuximabは,IgG1モノクローナル抗体で、上皮増殖因子(EGFR)と親和性が高いため,結合し二量体を作り,EGFRに対するリガンドを抑制している。そしてこのcetuximabを放射線前後で併用することで放射線感受性を高める働きをするといわれており,実際に実験では示されている。現在の研究では,3年生存率は化学療法をする方が10%ほど高いことが示されているが,5年生存者のデータではまだわかっていない。さらに5年生存者の中には,cetuximabによる発疹が強く出る方もいるため,最新のデータより生存率を調査することに加え,発疹との関連性も調べることにした。(378字)

⇔①パラグラフリーディングの中で歴史・研究・現在の課題・結果の予想(あれば)・目的を読みこむ。
 ②歴史1/4 今までの研究2/4 現在の課題と目的 1/4の感覚で読む。
(下書き)
①頭頸部癌細胞というのは,身体構造を維持しながら効果的な治療をすることはとても挑戦的なことである。
②アメリカでは外科的治療にて初期腫瘍を切除するのが標準的な治療である。
③最近では外科的治療に加えて、放射線療法または化学療法を選択する治療になってきており,注目を浴びている。最近のメタアナリシスでは,化学療法を施行した方が5年生存率は4.5%高いという報告もあるが,化学療法には放射線療法に比べ副作用が強い。放射線療法は11回施行することが有用であることは知られているため,放射線療法して,化学療法をするかしないかということが標準的な治療になっている。この患者さんに対して,副作用を和らげることが重要な治療の目標である。
④上皮増殖因子(EGFR)が多く発現することが臨床上悪い結果になることが知られている。
このEGFRを放射線療法が軽減させ,局所的に再発しないように増殖させることができる。
臨床前試験では,このEGFRを抑制することで放射線増感を引き起こすと示されている。
CetuximabIgG1モノクローナル抗体であり,EGFRと親和性が高く,二量体を作りリガンドを抑制し,チロシンキナーゼをリン酸化し,シグナル変換する。そして放射線療法の前後でこのcetuximabにさらされることで,頭頸部癌の細胞に対する放射線感受性を高めると示されている。このことから放射線療法とcetuximabの併用療法が良い結果を示すことが言われている。
⑥実際の研究では,放射線療法単独か化学療法の併用では,13%ほど局所領域に効果があり,10%ほど3年生存率は高いことが示されている。しかし,5年生存者のデータではまだわかっていない。また5年生存者の方々からcetuximabから引き起こされる発疹があることもわかり,生存データからこの発疹との関係を調べることにした。

設問③Cetuximab投与によるにきび用発疹に関する考察を400字以内にまとめなさい
 下書き
Cetuximabによるにきび用発疹が出る95%の人が最初の治療から発疹がでるまで化学療法開始後35日以内に発症していたことがわかった。しかし,全体で化学療法を受けた208人の94%7回分内服しており,90%は少なくとも1800㎎を内服していることになっている。このことから量の蓄積と発疹の関係はわからなかった。しかし,より目立つ発疹が現れた人の方が軽い発疹に比べて生存率は良く,顕著な発疹が出現している方が軽度な発疹に比べ2.5倍生存率が良いという結果はわかった。このことからこの発疹自体が,免疫系の反応が最もわかりやすいバイオマーカーになる可能性があると考えている。そして将来この発疹の有無により患者さんがより長く生きれるかということがわかるかもしれない。このcetuximab療法の使用について調査をしている状態である。(334 字)

⇔①結果をグラフと合わせてななめ読みをする
 ②この時にグラフに乗っていない結果に注意する
 ③設問と比較して乗っている結果は線を引き、考察と見比べる。
 ④はじめにわかる結果を書き、その後に筆者の考えを書く


設問④Figure3に関する考察を400字以内で記述しなさい
igure3cetuximabの効果について,サブグループ解析を行った結果であり,いくつかの興味深い結果が示された。それは,cetuximabによって65歳未満の男性で,中咽頭腫瘍でステージがT1-3で,アメリカで治療され,一日に何度か放射線療法を受け,AJCC N1-3のステージで,KPS90-100点の方が一番効果があるとということである。しかしこのサブグループ解析は検出力が小さく解釈することに注意が必要であると考えている。それは,歴史的にKPSの点数が低い方は治療効果が良くないことされており,cetuximabがこの患者さんに効果を示すことは考えられなかった。そしてイギリスのアウトラインに書かれていることである。しかしながら一番の不運な人々は,顕著に発疹が出た人の方が出ない人に比べて良い帰結になると示唆されたことであった。よってこのこのことから,発疹が強く出たグループに対して,個々に治療することで生体のパラメータ―を検証することを可能にするかもしれない。

⇔①考察問題③と同等な方法
 ②注意は結果と照らし合わせてみること。
 ③結果を書き、筆者の考えを書く
(下書き)
figure3cetuximabの効果について,サブグループ解析を行った結果であり,いくつかの興味深い結果が示された。
cetuximabによって65歳未満の男性で,中咽頭腫瘍でステージがT1-3で,アメリカで治療され,一日に何度か放射線療法を受け,AJCC N1-3のステージで,KPS90-100点の方が一番効果があると思われた。
・しかしこのサブグループ解析は検出力が小さく解釈することに注意が必要であると考えている。
・ゆえにこの結果全体を丸呑みはできない。しかし,いくつかは非常に利益があることが分かった。歴史的にKPSの点数が低い方は治療効果が良くないことされており,cetuximabがこの患者さんに効果を示すことは考えられなかった。そしてこのことはイギリスのアウトラインにに書かれていることである。しかしながら一番の不運なことは,顕著に発疹が出た人の方が出ない人に比べて良い帰結になると示唆されたことであった。よってこのこのことから,発疹が強く出たグループに対して,個々に治療することで生体のパラメータ―を検証することを可能にするかもしれない

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